夏が近づくと、気温だけでなく“家事の負担”もじわじわと上昇していく気がしませんか? キッチンに立つ時間が暑くてつらく感じたり、洗い物やお手入れがおっくうになったり…。時間×片付けコンサルタントの下村志保美さんは、夏本番を迎える前に「家事をラクにする見直し」を習慣にしているそうです。そこで今回は、実際にやってみて「これは手放してよかった!」と実感したもの3つをご紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)ふきんは「使い捨て」でいいと気づいた
以前の私は、「ふきん」を毎日消毒して、洗って、干して…を当たり前のように繰り返していました。しかし、夏場は湿気も多く、ふきんが乾かずにおいが気になることも…。正直、ちょっとしたストレスになっていました。
そんなときに出合ったのが、ニトリの「カット式台ふきん」です。この使い捨てふきんは199円で42枚あるので約1か月半持ちます。台ふきんとして使用したあとは洗って、床掃除や排水口の掃除などに活用。最後まで使いきったあとはそのまま処分できるため、衛生的で手間がかかりません。
「ふきんは繰り返し使うもの」という思い込みを手放してから、キッチンがグッと快適になりました。今では、キッチンだけでなく洗面所やサッシにも使い、ふく→捨てるの流れの家事をラクにしてくれています。
なくても困らなかった「炊飯器」
もうひとつ見直したのが「炊飯器」です。毎日使うものなのに、内ブタやパッキン、釜の裏側まで洗うのが面倒で…。「今日も炊飯器洗わなきゃ」と思うだけで、ちょっと気が重くなっていました。そこで思いきって手放し、今は鍋でご飯を炊く生活に変えました。
炊き上がりはむしろ鍋の方がおいしく感じるし、鍋とフタを洗うだけなのであと片づけもラク。わが家や食洗機で丸ごと洗うのでなおさらラクに感じています。
火加減に慣れるまで少しコツはいりましたが、家族もコツを覚えてくれて鍋炊飯が当たり前になりました。
「毎日使っているけれど、じつは手間がかかりすぎていない?」。そんな目線で見直してみると、家電も“手放し候補”になりうるのだなと実感しました。